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札幌市が開催するH24動物取扱責任者研修会

札幌市が開催するH24動物取扱責任者研修会11/27(18:00~21:00)に参加してきました。この研修会は、動物取扱業登録をしている者が対象で必ず1年間に1回受けないといけません。私はペットシッターの仕事を今年から始めたので今回が初めての参加になりました。今回はこの研修会をレポートしたいと思います。

動物取扱業登録は5つの業種に分類されております。1販売、2保管、3貸出、4訓練、5展示です。私は2保管にあたります。札幌市に登録している業者は調べると現在1127社でした。2保管にはペットホテル、トリマー、ペットシッターなどが該当します。販売とペットホテル、トリマーとペットホテルなど2つ以上の業種を登録している業者も多数見受けられました。札幌には想像以上にペット関連業者がいるのに驚きです。

さて今回の研修内容は、1法令関係、2実施にあっての補足、3特別講義の3つに別れており、およそ1時間づつ、スクリーンを使っての講義形式になっていました。

1法令関係

法令の先行改正として今年平成24年6月から業種の追加夜間展示規則が施行されております。新しく業種登録になったものは、動物オークションを実施する業者は競りあっせん業として、また老犬や老猫ホーム業者はは譲受飼養業として登録が必要です。夜間展示規則は販売、貸出、展示の業者が対象で、犬及び猫の展示は午前8時から午後8時迄。ただし、1歳以上の成猫が休息できる施設に自由に移動できる状態で展示の場合、午後10時迄。長時間連続した展示の禁止などとなっております。今後は犬猫等販売を対象に、親等などから引き渡しする期間の変更、個体毎の帳簿記載と、定期的な報告、販売する際の現物確認、対面説明などより厳しい事項が来年平成25年9月から施行予定ということでした。

2実施に当たっての補足

感染症予防、狂犬病予防と動物管理センターの話がありました。有害な病原菌をもっている生物を衛生動物と呼びます。代表的なのはチャバネゴキブリ(北海道にも生息しているということでした)、ハエ、コバエ、ドブネズミ、ハツカネズミ等です。害虫を発生させない為には、まず清掃などを行い発生を予防する事が大事です。狂犬病は哺乳類全てが感染し、発症すると筋肉や神経の痙攣を起こし死に至る大変危険な病氣です。日本には狂犬病の発症報告はありませんが、予防のため生後90日以上の犬(飼養開始から30日以内)に保健所に登録する義務があります。また、年1回予防注射をしないと罰則があります。札幌の動物管理センター福移支所では、迷い犬、猫を保護し新しい飼い主へ譲渡する取り組みを積極的に取り組んでいますが、同支所で昨年殺処分された犬、猫は2000匹弱でその内、90%は猫という報告がありました。同支所での迷い犬、猫の情報はホームページからもみれます.詳しくはこちらより

3特別講義

酪農学園大学 浅川 満彦教授による輸入動物から見出された寄生虫についての講義がありました。野生動物、ヘビなどのエキゾチックペット動物、動物園動物の寄生虫の臨床、生物地理、疫学、生物学などを研究されています。私たちの生活の中でも時々起こりうる、「アニサキス症」はクジラの回虫が原因でその回虫がいるサバやイカ、タラなどの魚介類を人間が生で食べてしまう事故で起こります。スーパーで切り身になっているパックの中からも回虫が出てくる事があるので要注意です。また、現在は輸入が禁止されているアライグマですが、昔はアニメの影響もあり多くの人がペットとして購入していたそうです。ただ、大人になるととても凶暴になり、手に負えなくなって捨ててしまう人がおり、野生化するアライグマが増えたそうです。教授チームはキャンパス内のアライグマを捕獲し検査したとところ、アライグマ回虫は見つからず、代わりにタヌキ回虫が発見されたということでした。アライグマ回虫は人間にも感染するのですが、都心での飼育施設とペットとしてのキンカジューで発見されたということです。国内で販売されていた虫類(カメやトカゲなど)の死体を検査したとろこ、多数の回虫が見つかったということでした。人や動物へ感染する寄生虫は想像以上に身近にありえるという事が分かり大変興味深い講義でした。

最後まで読んで頂きまして大変ありがとうございました!札幌市でペットのお世話が必要な方、ぜひご相談くださいね♪